「小さな森づくり」とは - 緑のレンタル | グリーンポケット          

小さな森づくりコラム

  • 2024.03.04

    小さな森づくり

    「小さな森づくり」とは

    グリーン・ポケットは、総合緑化事業を営む国土緑化株式会社のグリーンレンタル部門としてスタートしました。創業は1977年です。当時、観葉植物はホテルや大型の商業施設などの装飾品であり、会社では受付や応接室など来客スペースに置かれていました。「貸し植木」と呼ばれ、造園業や花屋が担う仕事でした。

     

    そんな古い職人的な業種をサービス業に変えたのがグリーン・ポケットです。元気な挨拶や清潔なユニフォームで明るいイメージでサービスを行い、積極的な提案でマーケットを拡大、1987年からはフランチャイズ方式で全国にネットワークを広げています。貸し植木はグリーンレンタルとして一般的になり、多くのオフィスやお店で緑が見られるようになりました。

     

    こうしてインテリアとしての需要は高くなりましたが、緑の存在自体に対する社会の認識はまだ低いものでした。しかしガーデニングブームを経て、2000年代に入ってから社会が反応するようになります。

     

    先ずは環境問題です。地球温暖化の危惧がその原因とされるCO2削減の動きとなり、国際的に論じられるようになりました。身近な生活ではストレス社会となり、精神的な疾患を抱える人が年々増えていきます。

     

    この「環境と健康の問題」を解決するものとして、緑が注目されるようになりました。

    注目されたのは緑=植物の持つ力です。植物だけが持つ特別な力です。

     

    先ずは環境問題です。植物は光合成を行う過程で、CO2を吸収しO2を創りだします。これは植物だけが持つ、唯一無二の力です。植物を増やすことはカーボンニュートラルやSDGsにつながります。

    健康面では心身共に効果があります。人は室内のCO2濃度が高まると頭痛や眩暈をおこし、死の危険性もあります。また精神面では植物が在ることで癒され、ストレスを軽減する効果があるのです。

     

    グリーン・ポケットはこうした植物の力を、然るべき識者と科学的な研究を行ってデータ化しました。「緑を科学した」結果を基にうまれたのが、環境と健康の提案「小さな森づくり」です。

     

    「小さな森づくり」は、従来のインテリアとしての緑から、お客様の職場環境を良くしていく緑です。具体的には、今まで緑を置いていた受付や応接室だけではなく、社員が働く執務室や社員が集う休憩室やミーティングルームにも置きます。

    すなわち、会社全体に緑を置くことで、社員全員が緑の力を享受し、心身ともに健康になることができる。すなわち」、お客様の環境と健康の問題を解決するのです。

     

    「小さな森づくり」を会社に導入した場合、緑の力で次のような良い流れが生まれます。

     

    • 緑を導入する

       ↓

    • 職場環境が改善される

       ↓

    • 業務がはかどる

       ↓

    • 職場に活気がでる

       ↓

    • 業績が向上する

     

    社員のうつ病対策になり、また会社の姿勢に共感しエンゲージメントが高まります。社員同士の会話も増えてコミュニケーションがよくなります。「私の会社は良い会社だ」「一緒に頑張ろう」という前向きな姿勢になり、会社にいくのが楽しくなる。定着率もおのずと上がる。社員の為の緑は会社の為の緑となり、ひいては業績アップが期待できる緑へと進化していくのです。「小さな森づくり」は単なる経費ではなく、設備投資といえるでしょう。

     

    そして緑は次のような現代社会の問題にも取り組んでいます。

     

    CSRとしての緑】

    近年、欧米企業のように、社会貢献活動やES(社員満足度)に経営的意味を見出して、専門部署を立ち上げ意欲的に取り組む企業が増えてきました。

    この時勢をよみ、私たちはCSR活動のひとつとして緑を導入することを提案しています。社員が「殺風景なオフィスで働きたくない」「緑が身近に欲しい」となれば、雇用もしくは労働安全衛生のCSRとなり、「心が安らぐ」「目に優しい」など緑の効果は職場環境を改善するCSRとなるのです。

     

    【福利厚生としての緑】

    新卒採用においては、学生が非常に重視するものの一つが福利厚生です。福利厚生といえば住宅手当や保養所などがあげられますが、緑溢れるオフィスも目に見える福利厚生です。リクルート効果を上げるためにもオフィスに緑を置く会社が増えています。

     

    【ストレスチェック対策としての緑】

    2015年12月、厚生労働省は仕事や職業生活に強い不安やストレスを感じている労働者が多い状況を改善するために、ストレスチェック制度を義務化しました。各職場でのストレス管理への関心が高まり、働きやすいオフィス環境づくりに力を入れるようになります。た緑のストレス軽減力を発揮するときです。

     

    【SDGsとしての緑】

     グリーン・ポケットは観葉植物を入れるプランターに、国産木材を使用した商品をオリジナルで開発しています。

    私たちの商品が売れることで国産木材が消費され、森林管理者はそこで生まれた利益を間伐など森林保全に回すことができます。オリジナル商品をレンタルすることで、SDGsの活動に参加できるのです。

     

    私たちの「小さな森づくり」は、緑を通じて人と社会と繋がっています。本コラムはそんな緑の力を紹介していきます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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