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2025.01.06
コラム
2月コラム
2月 日本の森林保護
パリ協定を機に、地球温暖化対策に向けて世界各国の温室効果ガスに対する目標が明確となりました。日本も2050年迄のカーボンニュートラル実現を国際公約にしています.日本が達成するには、国土の大半を占める森林を整備して、CO2吸収量を高めることが必要です。適切な森林の整備は温暖化対策の効果だけでなく、国土の保全や水源の涵養にもつながり、近年多発する自然災害への対策としての効果もあります。しかし現状は「木材自給率」は回復しているとはいえ輸入木材の使用率は高く、日本の豊富な資源が有効活用されているとはいえません。
林野庁は、2050年迄のカーボンニュートラルの実現するためには、次の「資源の循環利用」が必要だとしています。
「刈って」=間伐などの適切な森林保護
「使って」=木材利用拡大の推進
「植える」=人工林の再造林を図る
先ず「刈って」の間伐です。定期的な間伐が必要です。そのことで森林の地面まで日光が届くようになり、十分な光合成ができて、幹も太く成長するようになります。さらに地面の草も育ち、森林に暮らす様々な生き物にも快適な環境が作られます。間伐をしないと地表の土がそのまま露出し、木の根を力強く張らす力や水を蓄える力をなくし、洪水、山崩れといった災害を引き起こす原因にもなるのです。グリーン・ポケットは、この間伐材を使用したオリジナル植物プランターを販売しています。「使って」の部分です。商品が売れることで私たちも発注ができ、原材料を供給する森林業者も潤う。その潤いの中から間伐の費用が捻出できる。つまり私たちのオリジナル植物プランターが売れることは、間接的に間伐を促進し、日本の森林保護になるのです。
グリーン・ポケットは自然の森を室内にも広げています。