観葉植物で促進するオフィスのコミュニケーション - 緑のレンタル | グリーンポケット          

小さな森づくりコラム

  • 2024.11.18

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    観葉植物で促進するオフィスのコミュニケーション

    朝、定められた時間に会社に出勤し、同僚と会い一緒に仕事をする。フリーランス以外の多くのビジネスマンにとって、会社のオフィスは仕事をするための特別な場所であり、プライベートとは分かれていました。 ところが新型コロナウイルスの世界的流行が、その日常を変えます。在宅勤務でプライベートとの境がなくなり、オフィスから人が消え、リモートワーク主流の時期が続くようになりました。そして今、アメリカのアマゾン社が打ち出した「オフィス回帰」の方針が話題となっています。 アマゾンは世界最大級のマーケットプレイス型のネットショップを運営し、グーグル、アップル、フェイスブックと並んでGAFAと称される大企業ですが、その世界有数の企業が従業員の職務形態をコロナ前のオフィス中心の勤務に戻すとのことです。 それだけ職場環境は重要な問題であり、その改善が業績向上につながることが期待されているのでしょう。同社を始めとする欧米企業のオフィス事情と、その中で私たちが扱う観葉植物のレンタルが担う役割を考えていきます。 〇アマゾンが取り組むオフィス回帰の流れ アマゾンのここ数年の動きを見ると、2019年からの2年間で急増するEC需要に対応するため、従業員数を約160万人へと増やしました。その後、巣ごもり需要が落ち着き成長が鈍化したために、上場以来最大のリストラを余儀なくされます。これにより従業員数は24年3月末時点で153万人にまで減ることになりました。特に解雇した管理職は1万4千人になり、36億ドルの財務効果があったと試算されています。 そして同社のアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は、今年秋に2025年1月から週5回のオフィス勤務を再開することを社内発表します。「当社はパンデミック発生前のオフィス勤務形態に回帰することを決定しました。同じオフィスの中で勤務することで得られるメリットは大きいと考えています」という通達が、全社員に向けて発信されました。同社は新型コロナウイルスの流行で勤務体制を在宅勤務に変更し、2023年5月からは週2日のリモートワークを認めていましたが、今後在宅勤務は原則廃止とのことです。 同CEOは、オフィス勤務再開の理由についてこう話しています。 「チームメイトが学び、模範を示し、実践し、私たちの文化を強化することがより容易であり、協力やブレインストーミング、発明がよりシンプルで効果的であることを確認した」 つまり、ビジネスは人と人とのコミュニケーションが大切であり、それがアマゾンの企業文化に通じるということです。 国際的な企業であるアマゾンが職場のコミュニケーションを重要視し、オフィス回帰の方針を出した影響はあるでしょう。グーグルなどは静観していますが、追従する企業が多くなることも予想されます。業績向上のために社員同士のコミュニケーションの活性化が求められていくのです。 そして、コミュニケーション活性化を促進するといえば、観葉植物でしょう。観葉植物は職場における社員同士の会話を増やし活気を生む効果がある、即ちコミュニケーションが活性化する効果があることが産学連携研究で明らかになっています。その力を発揮する時です。観葉植物を置くことでオフィスがこんな風に変わっていきます。 観葉植物を置く → リラックスして余裕が生まれる → コミュニケーションが取れるようになる → 人間関係が良くなる  どんな植物を置くかは、グリーン・ポケットにお任せください。手入れされた植物を定期的に交換していきますので、四季折々の緑を楽しんでいただくことができます。お客様は何の手間もかかりません。また一つ、オフィスに緑を置く意味が証明されたようで、嬉しく思います。 やはり本当のコミュニケーションは、人と人が膝を突き合わせて生まれるものなのでしょう。その中で、様々な意見を出し合ってこそ斬新なアイデアが生まれるものです。働く場所 を問わず個人の裁量で仕事を進められるのは現代的で効率的かもしれませんが、細かい所までは伝わらないということでしょう。 日本でも規制緩和とともにオフィスに人が戻ってきましたが、こうした結束力や組織で動くことは、日本企業が元来得意とする方法です。今ではこうして海外企業が理解を示し、同 じベクトルに向かって進んでいく事が重要だとしているのは面白いですね。一度転換したオフィス環境を元に戻す取り組みには反発する声もあるようですが、コミュニケーション重視の流れが始まろうとしているようです。その中で、観葉植物の果たす役割も大きくなっていくことでしょう。 〇変わりつつある欧米のオフィス事情 週5回のオフィス勤務とワークスタイルを元に戻したアマゾンですが、オフィス全体のスタイルも以前に戻すようです。同社はワシントン州シアトルとバージニア州アーリンにある本社のフロアのレイアウトについて、現在のフリーアドレス制を廃止して固定座席制に戻すことも公表しました。これも近年指摘されているオープンオフィスの弊害と関係がありそうです。 オープンオフィスとは、パーテーションなどをはずした会社全体を見渡すことができるオフィスのことをいいます。従業員同士の社内コラボやコミュニケーションの促進、そして賃料や光熱費などの経費削減を目的に導入されてきました。フリーアドレスもこの考え方の1つです。最初に採用したのは1967年のアメリカの科学メーカーデュポン社で、その後普及が始まり、アメリカのある調査会社が行った2020年の調査では3分の2の企業で採用されているそうです。 しかし今、オープンオフィスは従業員を精神的に孤立させている面があることが指摘されているようです。科学雑誌日経サイエンスの記事からですが、オープンオフィスで働く従業員の声を調査した会社がその危険性に警鐘を鳴らしているというものです。期待された社内コラボを促進しないばかりか、自閉症など健康面に支障をきたすとの指摘もあるようです。つまりオープンであることがストレスの原因になっているのです。 オープンオフィスが引き起こす問題は次の3点だといいます。 ➀他人の目を気にして仕事に集中できない ➁プライバシーがほとんどない ③周りの人に気を使って、会話がつい小声になる 以上のように感じる人が増え、孤立感やストレスが、自閉症を引き起こす恐れがあるようです。特に男女間の差が大きく出ています。男性社員はそれほど不具合を感じていません。しかし女性社員の多くが上記の3点に大きなストレスを感じていました。仕事振りをいつも監視されているようで、自分のことを「何も入っていない金魚鉢に入れられた金魚」だと称する女性社員もいました。化粧の問題など男女間の違いは大きく、記事は今後のオープンオフィスはこうした面への考慮が設計の段階から求められると結んでいます。 日本でもコロナ禍でレイアウトを見直されたお客様は多いです。いずれ上記の欧米のような声はでてくることでしょう。世界のオフィス事情も常に把握していきます。 オフィスにおぃて、観葉植物はインテリアとして使われるだけではなく、そこで働く人のメンタルヘルスを改善します。ストレスや怒りといったマイナス面をプラスに変える、そして今回のようにコミュニケーションの活性化や社内コラボの促進という、プラス面をさらプラスにしていくのです。 緑が持つ力、そして現代社会の中で担うポジションを再確認しました。ビジネスの発展と共に、緑はあるのです。

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